2006年01月02日

魔睡に陥った間のポツシビリチイ

父方の実家で森鴎外を繰る。
親父殿も鴎外ぐらいは読むらしい。

少なくもそれがポッシブルである。
森鴎外「魔睡」
瑣末なことだが、音の運びが面白い。


posted by jaro at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月13日

因数分解とミニマリズム

「頭いいヤツは因数分解が得意なんだよ」
そうビートたけしが言った。
一つのファクターをみつけて活用することができる人物のことを言っているのだが、要するに次のようなことらしい。

 映画で、殺人者(x)が被害者三人(A、B、C)を殺害するシーンを撮るとする。通常なら三人を殺害するシーンを順々に撮っていくところだが(Ax+Bx+Cx)、因数分解する監督はこれをx(A+B+C)と解釈する。具体的には、俳優に血のついたナイフを持たせて、死体の一部でもいいから三体用意すればそれで事足りるのである。

続きを読む
posted by jaro at 00:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする