が、昨日一日寝ていたんでおそらく大丈夫でしょう。
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今日の「世界の車窓から」はスイスの国境街バーゼルでした。
昨年5月末に行って以来、久々に街を見ました。
…当然のことながら町並みが変わるわけがない。
そりゃそうか、歴史的建造物ばかりだしな。
代わり映えがしない、ということはここでは価値になる。
日本はむしろ逆。
移りゆく街並、50年以上もたないコンクリート建造物。
打ちっぱなしの建物は
モダニズム芸術よろしく
常に刷新されることを
その宿命としているようだ。
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ところでスイスといえばバーゼルの南、ベルンで
パウル・クレー・センターがようやく完成したようです。
来月の芸術新潮はその特集とか。
慶応の前田先生の解説付き。
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最近アントニオ・ネグリとマイケル・ハートが提唱した
「マルチチュード」が各誌で話題に。
そういえば先日『〈帝国〉』の続編『マルチチュード』が
邦訳されたばかりだし、当然といえば当然か。
『現代思想』の11月号もこれが特集されている。
たしか『Grey room』最新号は彼らと同世代の
思想家、パオロ・ヴィルノ特集だったのは、偶然の一致?
さて、マルチチュードの強度はいかに・・・(10年後も残っているだろうか?)。
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