2006年01月22日

とける雪と思いはめぐる

窓から外を眺めるとすっかり雪が積もっていた。
ああ、寒いわけだ。

時計は7時を指していた。
身支度をし、タバコを持って外に出る。
コンビニでコーヒーを買い、
行く当てもないのに車に乗り込んだ。

エンジンをかけてアイドリングをする。
誰かが僕の前に現れて、
「アイドリングはいけません」と
言いにくるかもしれないな、
と思ったが、
この雪の最中にそんな奇特な人はいない。

雪の日は思考がめぐる。
徐々に温まる車内、
それにつれて融けだす雪。
そのしずくを目で追いながら、
今の状況をつかみとる。・・・
頭に思考の火線が駆けめぐる。

エンジンの振動だけが音楽。
タバコの煙は演出か。

いけない、感情は有害だ。
今いちど判断力批判を。
鮮やかなスペクトルの中の、
一条の暗線を信じよ。
posted by jaro at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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