2006年01月06日

視覚表象の位置変更

ステレオスコープを覗く者は
模像コピーとしての〔原物オリジナルとの〕同一性を目にするのでも、
〔室内から外界を覗く際の〕窓枠にも似た
フレームによって保証された凝集性のある空間を見るのでもない。

むしろ、現れてくるのは、
二つの***非同一なモデルへと断片化したかたちで
すでに複製された世界を、
技術的に再構成した像であり、
その二つのモデルは、
それらを最終的には
統一的で触感的なものとして知覚するという経験に、
完全に先行して存在しているのである。
ジョナサン・クレーリー 『観察者の系譜』

stereoscope.gif



posted by jaro at 02:31| Comment(2) | TrackBack(0) | Dog-ear | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然ですがsaiさんってもしかして彩くん?
ロランバルトを調べていたら、ここにたどり着きました。 私の知ってる彩くんも 美術が好きで、めがねをかけていて、20代でなので・・。雑記にも吉祥寺付近のことが書かれてあって、もしや・・と思いました。 調布の「SARA」っていうお店ご存知ないですか? もし違っていたら 大変な失礼をお許しください。
Posted by Rinko at 2006年01月08日 20:10
>Rinkoさん
残念ながら、彩くんではありません。
美術好き/メガネ/20代は合っているんですが…。
そんな彩くんに会ってみたい気もします。
ぜひよろしければ、またいらして下さいね。

Sai
Posted by sai at 2006年01月09日 00:40
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